スポーツに必要である視覚機能検査をあげてみました。

視覚機能を知るにはこの位の検査は必要です。この検査に応じて初めてビジョントレーニング

のトレーニング項目のメニューや比重が変わります。検査をしなくては、良い項目や弱い項目

がわかりません。これではただやっているだけでトレーニングの効果が「?」ですね。



スポーツビジョンに必要な検査12項目

△:プリズム(1△とは1m先の物が1cm基底(光⇒三角形の底辺方向)に曲がります)

■ 視力検査・・・基本であり一番重要な検査 (期待値 左右・両眼1.0以上)

・裸眼チェック

・CL矯正後チェツク

■ 利目・・・スポーツをする上で固定眼を知っておく

〇最近はあまり利目の重要視はされていない

■ より目検査(輻輳力)・・・目を内側に寄せる運動 (期待値 8cm以内)

○より目が苦手になると手前の物や手前に迫ってくるボールに反応が遅れてしまい

KVA動体視力(前後の動く視力)や空間認知にも影響する。

■ 調節・・・焦点合わせの限界機能  (期待値 10cm前後)

○焦点合わせが苦手だと目標物にピントを合わせられない。

■ 眼球運動・・・目を左右上下斜めに動かす機能 (目視チェック)

・跳躍性眼球運動(サッケード)・・・視線を素早く飛ばす運動

・追従性眼球運動(パスート)・・・視線をゆったり追尾する運動

■ 屈折異常・・・目の屈折異常の確認

・近視、遠視、乱視の計測



■ 視線ズレ・・・遠方視と近方視での目線のズレ

○視線のズレが大きいと日常においても疲れやすくズレの方向や量によっては二重に見えたり様々な眼球運動能力の低下につながりスポーツにおいてもズレが大きいとコンマ数秒の遅れが生ずることがある

・遠方・・・常用視線 (期待値 0~3△外)

・近方・・・40~50cm前後の距離 (期待値 0~6△外)

*(外)とは眼球位置が外側へずれた状態

■ 外直筋・・・耳側の筋肉の力

○内側に寄せた目を元の位置に戻す。目を開く運動をおこなう筋肉。

この動きが弱いと「近く⇒遠く」の視線移動で遠くにピントを合わせにくい。

・遠方・・・常用視線時 (期待値 5~9△)

・近方・・・40~50cm前後 (期待値 19~23△)

■ 内直筋・・・鼻側の筋肉の力

○目を内側に寄せる筋肉で視機能では非常に重要な眼球運動です。前後の動体視力や両眼視、空間認知の能力や様々な部位や機能に影響します。

・遠方・・・常用視線 (期待値 15~23△)

・近方・・・40~50cm前後 (期待値 18~24△)

■ 立体視・・・遠方~近方視までの立体感覚テスト

・立体感覚が苦手だと距離感覚がとりにくくなる。また深視力が苦手な

場合、サッカーやラグビーなど広いフィールド競技のスポーツは敵味方

の距離感覚がつかめず精度のよいパス出しなどに狂いが発生します。

■ 色覚テスト・・・色感覚チェック

■ 方眼紙テスト・・・網膜(視野内の欠損や歪みの確認)

  

ここまで視機能検査を行なうことでほぼ眼の状態がわかります。眼の

チェックを行なった上で眼のトレーニングに進みましょう。